世界の住宅トレンドから見る、これからの家づくり
- kozuka25
- 1月29日
- 読了時間: 4分

はじめに
世界各国で住宅に求められる価値は変化しています。
「住宅は単なる住む場所ではなく、暮らしの質を高めるもの」へとシフトし、設計・設備・素材に大きな変化が起きています。
この記事では、世界の住宅トレンドを読み解きながら、これからの家づくりで知っておきたいポイントをわかりやすく紹介します。
1. サステナブル住宅(持続可能な住宅)の広がり
近年、欧米やアジアの主要都市を中心に注目されているのが
「サステナブル住宅」=環境負荷を低く、健康にも配慮した家づくりです。
具体例としては、
高断熱・高気密で年間の冷暖房エネルギーを削減
太陽光発電や蓄電池の導入
雨水リサイクル・節水システム
自然素材の活用(無垢材・漆喰など)
これらは単なる流行ではなく、「暮らしの満足度向上」と「将来の光熱費削減」につながる設計として世界中で広まっています。
例えばヨーロッパでは、建築基準法においてゼロエネルギー住宅(ZEH)レベルが標準化しつつあり、北米でもグリーンビルディング認証(LEED や PASSIVHAUS)が資産価値に影響するケースが増えています。
2. 多様なライフスタイルに対応する間取り設計
コロナ禍を経て、多くの国で住宅に対するニーズは大きく変化しました。
特に注目されているのが以下のような考え方です。
フレキシブルな生活空間
仕事・学び・リラックスを一室で完結できるような可変性の高い間取り。
例:
可動間仕切りでワークスペースがつくれるリビング
家族の成長に合わせて変えられる子ども部屋
将来の二世帯対応を見据えた設計
世界の住宅設計では、「住みながら変えていける家」が重視され、これからの日本の家づくりでも活かせるトレンドとなっています。
3. テクノロジーで快適な暮らしを実現するスマートホーム
アメリカや北欧ではスマート住宅化が急速に進んでいます。「家が自動で暮らしをサポートする」という考え方です。
主な導入例:
スマートロック/顔認証・指紋認証対応
AIで空調・照明を最適化
セキュリティ連動のホームカメラ・センサー
家電連携で外出先からでも操作可能
この潮流は、共働きや多忙な生活に寄り添う住まいづくりとして日本でも注目されています。
また、資産価値の観点からも、スマートホーム設備を備えた住宅は「省エネ性能が高い」「暮らしの利便性が高い」と評価されやすく、中古流通でもプラスの要素とされています。
4. 健康志向・ウェルネス空間としての家づくり
住宅は健康を守る空間でもあります。世界のトレンドでは
室内の空気質管理(高性能換気・空気清浄)
自然光の取り入れ・視覚的快適性
音環境の改善
ストレスを軽減する色彩・素材選び
など、健康と暮らしを両立する設計思想が進んでいます。
とくに都市部の住宅では、外部環境の「騒音」「大気汚染」への配慮が強まり、室内環境の質(IEQ)が資産価値に直結するケースも増えています。
5. 地域性を取り入れた家づくり
世界各地で共通しているのは「地域性を活かした住宅設計」の重要性です。
例:
地域の気候に合わせたパッシブデザイン
伝統的な素材・工法の再評価
コミュニティ・周辺環境との調和
日本でも、地域の気候風土・文化を活かした家づくりは長寿命住宅・資産価値の高い住まいとして求められています。
たとえば南大阪や堺市であれば、夏の湿気対策や日射遮蔽、省エネ設計は重要なポイントです。
まとめ:世界のトレンドを生かした「これからの家づくり」
世界の住宅トレンドから見えてくるこれからの家づくりのポイントは、
サステナブル・省エネ
可変性のある間取り
スマートホーム化
健康・ウェルネス重視
地域性を活かした設計
です。
これらは単なる流行ではなく、暮らしの質を高め、将来の資産価値にもつながる視点として注目されています。
家を建てる・買うという選択の際には、ぜひ世界のトレンドと日本の生活文化を融合させた「未来につながる家づくり」を考えてみてください。






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