ブログをご覧の皆さま、こんにちは!
進和ホームの小塚です。
新築計画を立てる際に、
返済可能額を何度も計算し、
万全の資金計画を立てたはずなのに、
予算オーバーしてしまう方が少なくありません。
中には、数百万円単位で予算を超過し、
返済に追われて新生活を楽しむ余裕が
なくなるケースもあります。
予算オーバーの主な原因は、
施工業者の見積書では
把握できない出費にあります。
特に、初めて新築を検討する方は、
『予算=土地代+建物代+諸費用』
と考えがちですが、それだけでは不十分です。
見積書に含まれない予算オーバーの要因
1. 地盤改良費
地盤の状態によっては、
数十万から数百万円の地盤改良費が
必要になることがあります。
契約前に地盤調査を行わなかった場合、
契約後に地盤改良の必要性が判明し、
予想外の出費となることがあります。
2. 外構工事
カーポートや塀などの外構工事も、
入居後に追加で必要になる場合があります。
別業者に依頼したり、工事を複数回に分けると、
費用が割高になることが多いです。
3. 家具・家電の買い替え
新居に合わせて新たに家具や家電を
買い替えるケースが少なくありません。
エアコンや照明器具の費用を先取りしても、
古い家具や家電が新居に合わず、
結局すべて買い替えることになり、
予算オーバーの一因となります。
4. 設計・仕様変更
建築中にイメージが湧いてきて、
材料や設計・仕様の変更を依頼する方も多いです。
わずかな変更でも、複数箇所に及ぶと
数十万~数百万円の追加費用が発生します。
これらの要因により、
当初の予算が融資限度額に近づいてしまったり、
手元に残す予定だった資金を
超過分に充てざるを得ない状況が生まれ、
新生活に不安を抱えることになりかねません。
堺市で注文住宅をお考えの方は、
新築経験者の失敗談を参考にしつつ、
予算配分を見直し、
無理のない計画を立てましょう。
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