ブログをご覧の皆さま、こんにちは！
進和ホームの小塚です。
堺市で注文住宅をお考えの皆さま、
外壁チェックは住宅の寿命に密接に関わる
大切なポイントです。
特に、水田や河川に隣接した地域や
日当たりが悪い場所では、
外壁にコケが生えている家を
見かけることがあります。
山や川などの自然環境には
コケが繁殖していますが、
これらの胞子は風に乗って
住宅の外壁に付着します。
特に、凹凸が多く水はけの悪いデザインの外壁や、
経年劣化で防水性が低下した外壁は、
コケが繁殖しやすい環境になります。
コケは保水力が高く、外壁に常に湿気を与え続け、
放置すると外壁材の劣化や内部への水分浸透を引き起こし、
住宅の寿命を縮める原因となります。
適度な乾燥が保たれた木造住宅の寿命は
80年とも言われますが、
コケや腐食によって30年ほどで
寿命を迎える住宅も少なくありません。
堺市で注文住宅を建てる際には、
土地選びの際に周辺環境や
他の家の外壁の状態を
しっかりチェックしましょう。
特に、北側の外壁は要注意です。
もし、コケが発生しているのを確認した場合は、
以下の対策を検討することをお勧めします。
・その土地を候補から外す
・コケに強い外壁材を選ぶ
・防藻、防カビ塗料を使用する
特にコケが発生しやすい外壁材には、
モルタル壁、窯業系サイディング、リシン壁などがあります。
堺市での注文住宅においても、
土地選びや外壁素材選びには
十分な注意が必要です。
理想の住まいを長く守るために、
しっかりとした準備を行いましょう。
Comments